介護福祉士国試対策(25)麻痺

2023-08-06 18:15:58

介護福祉士国試 第35回 問題83

T字杖(じつえ)を用いて歩行する左片麻痺(ひだりかたまひ)の利用者が、20cm幅の溝を跨ぐ(またぐ)ときの介護方法として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】


(相关资料图)

1.杖(つえ)は、左手に持ちかえてもらう。右手(健側)

2.杖は、溝の手前に突いてもらう。溝の向こう側に

3.溝は、右足から跨(また)いでもらう。左足(麻痺側)

4.遠い方向を見てもらう。溝の幅をしっかり確認してもらい、足を着地させる場所を見てもらう。

5.またいだ後は、両足をそろえてもらう。両足をしっかりそろえ、姿勢を安定させてから次の動作に移る。

介護福祉士国試 第35回 問題86

左片麻痺(ひだりかたまひ)の利用者が、前開きの上着をベッド上で臥床(がしょう)したまま交換するときの介護の基本に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】

1.介護福祉職は利用者の左側に立つ。右側(健側)

2.新しい上着は利用者の右側に置く。左側(患側)

3.脱ぐときは、着ている上着の左上肢の肩口を広げておく。

4.左側の袖を脱ぎ、脱いだ上着は丸めて、からだの下に入れる。右側(健側)から脱ぐ

5.利用者を左側臥位(ひだりそくがい)にし、脱いだ上着を引き出す。右側臥位

臥床したままの左片麻痺の利用者の上着の交換の手順:

①新しい服は麻痺側(左側)にセットします。(患側)

②脱ぐ時は非麻痺側(右側)から脱ぎます。(健側)

そのため、介助者は右側に立ちます。(健側)

③着ている上着のボタンを外し、左右両方の肩口を広げて右上肢から脱ぎます。(健側)

④体を左に傾けて、脱いだ上着は体の下に敷きこみます。

⑤右側臥位に向いてもらい、脱いだ上着を引き出します。

⑥左上肢に着ていた上着を脱がせながら、新しい上着を被せます。

⑦左上肢に新しい上着の袖を通します。

⑧余った上着を体の下に敷きこみます。

⑨一度、仰臥位にしてから、体を左を傾けて、敷きこんだ上着を引き出します・

⑩引き出した上着の袖に右上肢を通します。

⑪しわを伸ばし、ボタンを留めます。

介護福祉士国試 第34回 問題39

Mさん(84歳、男性)は、10年前に脳梗塞(cerebral infarction)で右片麻痺(みぎかたまひ)になり、右上肢の屈曲拘縮がある。今までは自分で洋服を着ていたが、1週間ほど前から左肩関節の周囲に軽い痛みを感じるようになり、上着の着脱の介護が必要になった。Mさんへの上着の着脱の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】

1.服を脱ぐときは、右上肢から脱ぐ。左上肢

2.右手首に袖を通すときは、介護福祉職の指先に力を入れて手首をつかむ。

麻痺側に触れる時は手のひら全体を使って優しく触れる必要がある。

3.右肘関節を伸展するときは、素早く動かす。

屈曲拘縮がある側の肘は、素早く動かすと負担がかかる。伸展する際には、ゆっくりと動かして負担が軽くなるようにする。

4.右肘に袖を通すときは、前腕を下から支える。

上から持つと指先に力が入ってしまったり、手を滑らせたりして、怪我をさせてしまう可能性があります。優しくしっかり下から支える。

5.衣類を準備するときは、かぶり式のものを選択する。

前開き式の他に、生地は伸縮性のあるもの襟ぐりが広いものなどを選ぶとよい。

介護福祉士国試 第32回 問題43

右片麻痺の利用者が、手すりを利用して階段を昇降するときの介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】

1.手すりが利用者の右側になるように声をかける。左側(健側)

2.階段を昇るとき、利用者の左後方に立つ。右後方

3.階段を昇るとき、右足から出すように声をかける。左足(健側)

4.階段を降りるとき、利用者の右前方に立つ。

5.階段を降りるとき、左足から出すように声をかける。右足(患側)

介護福祉士国試 第31回 問題89

対麻痺(ついまひ)を生じる疾患として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】

1.筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)

全身の筋肉が萎縮して運動機能が失われる疾患であり、筋力の低下や筋萎縮、嚥下障害、呼吸筋の麻痺などが生じる。

2.腰髄損傷(lumbar spinal cord injury)

髄損傷のうち、胸髄損傷腰髄損傷の場合に、対麻痺が生じる。

なお、頸髄損傷の場合には、四肢麻痺(両上肢および両下肢の麻痺)が生じる。

3.悪性関節リウマチ(malignant rheumatoid arthritis)

悪性関節リウマチでは、関節の腫れ、痛み、変形によって、さまざまな動きが困難となる。

4.パーキンソン病(Parkinson disease)帕金森

パーキンソン病では、振戦(手足が震える)、筋固縮(身体の筋肉がこわばる)などが生じる。

5.脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration)

脊髄小脳変性症は、主に小脳の神経細胞の変性によって運動失調症状をきたす病気の総称である。

介護福祉士国試 第35回 問題53

次のうち、四肢麻痺(ししまひ)を伴う疾患や外傷として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】

1.右脳梗塞(right cerebral infarction)

右脳梗塞とは、右脳の血管が詰まることにより、血流が止まっている状態です。右脳梗塞の症状は、左半身に現れます。左上下肢・左顔面の麻痺やしびれ・視野の欠損の他に、失認や性格変容など右脳損傷特有の症状もある。

2.左脳梗塞(left cerebral infarction)

左脳梗塞とは、左脳の血管が詰まることにより、血流が止まっている状態です。左脳梗塞の症状は、右半身に現れます。右上下肢・右顔面の麻痺やしびれ・視野の欠損の他に、失行や失語症など左脳損傷特有の症状もある。

3.頸髄損傷(けいずいそんしょう)(cervical cord injury)

4.腰髄損傷(lumbar spinal cord injury)

5.末梢神経損傷(まっしょうしんけいそんしょう)(peripheral nerve injury)

末梢神経とは、全身の各器官・組織に分布する神経を指します。運動神経・感覚神経・自律神経に分けられ、損傷が起きた部分で運動麻痺・知覚麻痺・筋委縮・自律神経障害などが起こる。

介護福祉士国試 第32回 問題50

右片麻痺のある利用者が、ベッドサイドでポータブルトイレを使用するときの設置場所として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】

2.B   左側(健側)の足側に置く

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